インプラント
インプラント｜志津・佐倉の歯科医院・歯医者｜たく歯科・口腔外科クリニックSHIZU｜小児歯科・口腔外科
〒285-0845千葉県佐倉市西志津4丁目21−6
043-310-5118
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インプラント
何らかの理由で、歯を失ってしまった場合、歯を入れる方法は義歯、ブリッジ、インプラントの3つしかありません。その方法の一つがインプラント治療です。顎の骨の中に生体親和性の高いチタン製の人工歯根を顎（あご）の骨に埋め込み、人工歯根の上に土台を立て、人工の歯を被せる方法です。天然歯のような見た目と自然な咬み心地を取り戻すことができます。部分入れ歯やブリッジとは異なり、歯がないところの両隣の歯を削ることがないので、両隣の歯の負担が少なくなります。インプラントは、他の治療法に比べて自分の歯のように咬むことができます。人間の噛む力は、体重に比例すると言われており、50～60キロもの力が歯にかかるといわれています。歯の根っこの部分が顎骨に支えられている天然歯は、その力に耐えうるようにできています。インプラントはその天然歯と同じ構造ですので、硬いものを食べたときの違和感や痛み、またお肉などが咬み切れないなどに悩まされることはありません。また、食べられない食材もなくなるので、好きなものを好きなように食べることができます。快適な食生活の支えになる治療方法です。まずは、お気軽にご相談ください。
長期的に安定したインプラント治療を安全に提供するために、当院ではカウンセリングと検査をしっかりと行います。様々な検査を行い、患者さんのお口全体の状態を把握した上で、治療計画を立案し、患者さんに納得をいただいてから治療を行います。長期的に安定したインプラントを実現するためには、いくつかの条件があります。一つ目、土台となる歯槽骨が健康であることです。顎の骨が足りない場合は、骨を作る方法が必要になります。神経との位置関係や歯周病の進行程度なども考慮する必要があります。
また、インプラントは体に負荷をかける手術ですので、全身状態が良好である必要があります。持病（心疾患、糖尿病など）がある場合、程度によっては施術が難しいことがあります。手術前には、主治医の先生と連携を取り、インプラント治療が可能かどうかの確認を行います。また、インプラントは、顎が完全に成長していない成長発育中の子供も適していません。
一番大事なことはメインテナンスです。しっかりとした手術を受けられて、しっかりと咬める歯を手に入れても、メインテナンスを怠れば、長くインプラントを機能させることができません。歯科医院での定期的なメインテナンスと毎日のブラッシングの両輪が機能して、初めてお口の健康が手に入ります。メインテナンスを怠ると、インプラント歯周炎を起こし、埋入したインプラントがダメになってしまうこともあります。
インプラントは基本的に3つの部品からできています。
自分の歯のように咬める
インプラントと顎骨がしっかりと結合するため、硬い食べ物などなんでも食べることが可能です。入れ歯などは、食べられるものの制限があることがありますが、インプラントは、天然歯と同じように咬むことができます。歯の形も天然歯と同じような形になるので、大きくなることもないため、ご自分の歯と同様の感覚が得られます。
周りの歯への影響が少ない
ブリッジは、どうしても咬む力を歯がない部分の前後の歯が負担しないといけないことと、歯を削ることは避けられません。また、部分入れ歯は、バネをひっかける部分を削ることが必要になることがあります。しかし、インプラントは、そのような負担が一切なくなり、単独で歯が入ります。他の歯への負担も減らすことができるため、安定した咬み合わせを長く保つことができます。
見た目が自然で審美性に優れている
審美性が高く、自分の歯と同じような見た目に仕上げられます。また、義歯のように取り外したりする手間がないので、煩わしくありません。
インプラントは口の健康を作ることができ、患者さんの生活の質を向上させる治療方法です。
外科手術が必要
顎にインプラントを埋め込む外科手術です。手術を伴うので、体への負担はあります。
治療期間が長くなる
インプラントが骨と結合し安定するまでの時間を要するため、歯が入るまでの治療期間が他の方法に比べ長くかかります。
健康保険適応外のため高額になる
健康保険の適用外で自費診療になるため、患者さんのご負担が多くなり、治療費がかかります。
手術の適応外がある
重い糖尿病や心臓病などの全身的な疾患や、顎の骨の状態がよくない方は、インプラント治療ができない場合があります。事前にご相談ください。
メインテナンスが必要
メインテナンスを怠るとインプラント周囲炎（歯周病）になるリスクがあります。そのため、患者さん自身でのセルフケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが必要です。インプラントは、天然歯と比べて汚れがたまりやすい部分があります。構造を理解して、ケアを行う必要があります。
相談とカウンセリング（無料）
まずは、失った歯を補うために、インプラントを含め、どのような方法があるのかを説明します。その上で、患者さんがインプラントを希望された場合は、お口の状態を正確に把握することから始めます。レントゲンや歯科用CT、歯型の採取を行い、インプラント治療に適しているのかを総合的に調べます。CT検査ではスキャンしたお口の中のデータを3D化し、コンピュータ上で、埋入する部位の骨の状態（質、厚み、高さ）や血管の位置などを確認し、手術のシミュレーションも行います。カウンセリングでは治療へのご希望やご不安などもうかがいますので、遠慮なくお話しください。すべての検査が終わりましたら、治療期間、費用などを丁寧に説明差し上げます。
術前クリーニング・術前投与
インプラント手術の前に、感染症を起こすことがないようお口の中を清掃し、菌の数を減らしていきます。また、手術前に飲んでいただきたいお薬をお渡しします。
インプラント手術
インプラントは、手術を1回だけ行う1回法と、2回に分けて行う2回法があります。
手術は局所麻酔を使用するため、痛みを感じることはありません。また、日帰りになりますので、入院などもありません。
1回法
抜歯即時埋入法が適応になります。インプラントを予定している歯を抜歯し、そのままインプラント体を埋め込みます。同時にアバットメントを連結します。
2回法
インプラント体を埋める部位の粘膜を切開し、骨を露出させて専用ドリルで穴を開けます。そこにインプラント体を埋め込み、カバーを装着します。切開した部位は縫合し、傷が回復次第、糸を外します。1次手術から数カ月経ったら（上顎は4カ月前後、下顎は3カ月前後が目安）2次手術を行います。2次手術はカバーの上の粘膜に穴を開け、カバーを除去して仮のヒーリングアバットメントを連結します。
人工歯の作成と装着
2次手術を終え、歯肉の状態が安定したら、型取りを行って仮歯を作製します。この際、かみ合わせや舌の違和感、頬を噛むなどの不具合がないかを確認し、調整します。最終的に完成した人工歯をアバットメントに装着して治療は終了です。
インプラントはメインテナンスが重要です
インプラントを長持ちさせるには日常の手入れと観察（メインテナンス）が大切です。患者さん自身が行うセルフケアと歯科衛生士が専用機械を使って行うプロフェッショナルケアです。また、定期的にかみ合わせの確認やレントゲン撮影をしてインプラント体の周囲骨の状態などを診査します。上部構造装着後1カ月、3カ月の間隔でメインテナンスを行います。
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